あまりポストを確認しないので、正確にいつ届いていたのか不明ですが、何やらUnionbankから封書が届いていました。


Unionbankといえば、日本人(日本国籍, 日本在住)が日本にいながら開ける唯一の米国銀行口座でしたが、昨年(22年)12月に米国現地銀行のU.S. Bankに個人口座部門が売却され、この界隈ではちょっとした騒動になってました。


これにより、新規に口座が開けなくなってしまうと、駆け込みで年末に手続きをしていた方も多くいたようです。


さて、そのUnionbankから届いた封書の内容。
それ自体は非常に簡素な内容でしたが、Unionbankの口座が今後どうなるか、その予定をざっくり説明する内容のようでした。


要約すると……


今年の5月30日に、UnionbankからU.S. Bankへの移行が開始されるよ。
Unionbankに登録してるメールアドレスを更新して、こまめに確認しといてね。

とのこと。


う〜ん、簡素!

言われた通りにUnionbankのアカウントにアクセスしてメールを確認しても……大した情報ない!
……ということで、U.S. Bankのウェブサイトに調べに行ってきました。


UnionbankU.S. Bank 一体何が起こる?

実際U.S. Bankに口座が移ると、一体なにが起こるんでしょう。
封書の(簡素な)内容と重複する部分もありますが、書き出してみましょう。


今後の予定

封書では「今年の5月から口座の移行を開始するよ」とだけありましたが、U.S. Bankのサイトによるともう少し詳しく書かれており


1月から4月の間に移行手続きが進行し
5月から7月に移行作業が行われる

とのこと。
この期間には、メールや封書で重要なお知らせが届くため、もし登録情報(住所, メールアドレス)が古い場合は早急に更新する必要があります。


口座番号は変わるのか

別の銀行になるわけですから、当然口座番号はかわります。
新しい口座番号は、5月に郵送にて送られてきますので、欠かさずチェックしましょう。


移行される口座の種類は? 口座維持費はいくら?

重要なのはここですかね。
口座の種類で口座維持費が変わりますので。


Websiteの該当ページによれば


Union Bank のすべての普通預金口座は、「Elite Money Market 口座」に移行されます。

となっています。


エ、エリート……!
ふふ、素敵な響きだ!

……なので今度はその「Elite Money Market 口座」なるものの説明ページを見てみましょう。


それによると、口座維持費は月額10ドル。
この維持費を回避するために必要な条件は……
日々の残高10,000ドル以上の維持……!


アイム ノット エリート プリーズ!

つっら!
10,000ドルを無駄に拘束されるとかやってられませんよ!


つまり「10,000ドルを拘束されて資金効率を下げる」か、「毎月10ドル払って10,000ドルでそれ以上稼ぐ」かの二択ってわけですね。


まぁ正直、10,000ドルあれば私のような小額スキャルピナーであっても10ドル程度なら稼げますので、選ぶとしたら後者になりますが。


ちなみにこの「Elite Money Market 口座」のほかに、「Standard Savings 口座」というものもあって、こちらは口座維持費月額4ドル、それを回避するには日々の残高が300ドル以上あればよいようです。

※そのほかの条件として「Have a $1,000 average monthly collected balance」というものがありましたが、「average monthly collected balance」がよく分かりませんでした。 どなたかお分かりになる方があれば御指南ください。


なお、この移管の説明は普通口座(Saving Account)の話であって、当座預金口座(Checking Account)がどの口座に移管されるのかちょっと不明です。

また、Elite Money Market 口座 から Standard Savings 口座に変更ができるかも不明。
できればそっちに移行したいものですよね……。


現在Unionbankには、Checking 口座しか持ってませんが、この口座維持費を回避するために必要な預金額は1,500ドル。
これがそのままElite Money Market 口座に引き継がれるとして、毎月10ドル取られ続けると、150ヶ月=12年半もつことになります。


まぁそれでいいかな。
取りたいだけ取りたまえよ!(泣)

終わりに

まだ分からないことの方が多く、現在まとめられるのはこの程度です。
分かり次第また記事にしますね。 ★★